春に因んだ和食献立「金目鯛の煮付け」と「春菊と野菜のごま和え」
- 公開日
- 2023/02/27
- 更新日
- 2023/02/27
給食室より
今日の献立は、6年生が家庭科の学習で考えたものです。春に因んだ食材で献立を考え、今日の給食で提供しました。春らしいと言っても、当然のことながら家庭科で学習した栄養を踏まえて献立を作っています。「金目鯛の煮付け」「春菊と野菜の胡麻和え」「梅ひじきご飯」に、「豆腐とわかめの味噌汁」、「牛乳」です。煮付けにした金目鯛の旬は、12月から2月にかけて、そして産卵期前の5月から6月あたりと言われています。真鯛は日本沿岸や近海の水深200メーロルあたりまでに生息しているのに対して、金目鯛は深海魚で日本以外の海底に生息しています。両方とも魚の名前に鯛がついていますが、金目鯛は鯛とは別の仲間の魚です。また、見た目が似ている魚に「キンキ」があります。北海道や東北の沿岸に生息していますが、「キンキ」はカサゴの仲間で、金目鯛よりも淡い朱色で目の部分が透明なところに違いがあります。今日は、脂の乗った「金目鯛」を煮付けにしました。また、春に花が咲き葉が菊の葉に似ていることから名付けられた「春菊」の旬は冬です。それは食用となる葉の部分が柔らかくなるのが、ちょうどその頃にあたるためです。今日は、「春菊」をごま和えにしました。