スポーツ選手と食事
- 公開日
- 2022/11/28
- 更新日
- 2022/11/28
給食室より
今日の献立は、「レバーのかりん揚げ」「小松菜じゃこサラダ」「胡麻入りすいとん汁」「麦ご飯」と「牛乳」です。かりん揚げとは、酒としょう油、おろし生姜を混ぜたものに具材を入れ、片栗粉をまぶし油で揚げた料理です。料理名の由来は、揚げた色が黄金色で、植物の「花梨(かりん)」に似ているからとも、お菓子の「かりんとう」に似ているからともいわれています。さて、日本から遠く8000キロメートル離れたカタールでFIFAワールドカップが開かれ、日本はドイツ戦で勝利、コスタリカ戦では惜敗しました。プロサッカー選手が1試合で走る距離がおよそ10キロメートルと言われ、90分の試合を戦い切るための体力とスタミナが大切になってきます。そのため、サッカー選手は日々の練習と同じくらい、食事もトレーニングの一つとして大切にしています。その際、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」「果物」のバランスを考えた食事を基本に献立を作っているそうです。この考え方は、学校の給食と同じです。成長期にあたる小中学生の時期は、健康で豊かな生活を送るために必要な体づくりの真っ最中です。学校給食は3食のうちの1食に過ぎませんが、生涯にわたって健康に過ごすことができる丈夫な体づくりを考え、献立を考え提供しています。