豆腐めし
- 公開日
- 2022/09/29
- 更新日
- 2022/09/29
給食室より
今日の献立は、「豆腐めし」「冬瓜と厚揚げの炊き合わせ」「イカの磯辺揚げ」「おかか和え」と「牛乳」です。料理の名前からどのように調理されたのかを知ることができます。「冬瓜と厚揚げの炊き合わせ」から、それぞれの食材を別々に煮たものを合わせた料理となります。特に関西では、食材ごとに煮たものを1つのお皿に盛る炊き合わせは一般的です。このほかに、煮付けとは少ない汁で濃いめに煮たもの、煮込みは食材を長時間煮たもの、煮浸しは薄味の汁でさっと煮たものがあり、炊き合わせを含め、全て煮物に分類されます。
ところで、今日の給食では、炒り豆腐をご飯に混ぜた「豆腐めし」が登場しました。様々な食材からのお出しや調味料が豆腐に味が染み込み、薄味でも美味しくいただけます。江戸時代の後半に「豆腐百珍」という名の本が出版され、現在の食卓でも登場する「湯豆腐」「おぼろ豆腐」「絹ごし豆腐」などが紹介されています。また、「雷豆腐」「釈迦豆腐」など、名前からどのような料理なのか想像するのが難しいものもあります。料理の由来を調べてみると面白いかもしれません。