毎週火曜日の午後は、都内のきこえの教室やことばの教室で通級指導にあたっている教員が校内や区、ブロック、都などの単位で研修を行なったり情報を共有したりしています。また、令和7年には東京で東京大会を控えており、その準備を進めたりしています。さて、今日（12/3・火曜日）は江東地域（江東ブロック）の教員が集まり都内にある、中小岩小学校を会場に研究会を開催しています。各校の教室での実践を報告後に、指導法や指導方法の改善等について協議を行います。通級指導が行う自立活動は、児童生徒が自立を目指し、学習上や生活上の困難を主体的に改善や克服しようとする取り組みを促す教育活動です。自立活動には教科書がありません。一人一人の児童の困難さによる主訴に対して、個別の指導計画を作成して行います。100人入れば困難さも100通りあり、指導方法も同じではありません。通級指導の現場では、検査や面談を行いながら、課題を設定し、その改善・克服に向けた自立活動の工夫や改善に、日々取り組んでいます。