昨日から降り続いていた雪は朝方までに止み、今は雨に変わり、朝方積もっていた雪が溶け始め始めています。さて、今日の給食は、イカを使った中華ランチです。献立は「イカのチリソース」「キャベツの中華和え」「豆腐スープ」と「牛乳」です。中華料理の一つに「エビのチリソース」があります。これは、中国の四川料理「カンシャオシャーレン（干焼蝦仁）」を日本の四川料理店がアレンジしたものです。「カンシャオシャーレン」はエビを豆板醤を使った辛味の炒め物に対して、「エビチリソース」は、四川料理の味付けに慣れていない人でも食べやすいようにケチャップソースをベースにした日本で生まれた料理です。今日は、エビの代わりにイカを使いました。ところで、チリソースという名前から、日本の真裏にあるチリと関係があるのか調べてみました。トマトソースに唐辛子を加えたチリソースの発祥は、メキシコと言われています。メキシコのナワトル語で辛さを意味するチリに由来しています。ナワトル語は、南アメリカの都市文明の一つアステカ文明とも関わりのある言語です。チリソースに似ているスイートチリソースはタイ発祥のもので、唐辛子をベースに香辛料や酢、砂糖などで味付けしたソースで、トマトを使っていません。