学校日記

一足早い「かぼちゃと小豆、ゆずを使った冬至メニュー」

公開日
2025/12/19
更新日
2025/12/19

給食室より

来週22日(月曜日)は、1年のうち最も夜が長く昼短くなる「冬至」です。「冬至」を過ぎると、昼の時間が少しずつ長くなっていきます。今日の給食は、一足早い冬至にちなんだメニューで、「かぼちゃの入ったほうとう」に「ゆずポン酢あえ」、「ししゃもの胡麻焼き」「フルーツ白玉しるこ」と「牛乳」です。ほうとうは山梨を代表する郷土料理の一つで、かぼちゃをはじめ、その地域で収穫できる食材で作られる料理です。ほうとうめんを作る際、塩を入れないで麺うちをするのが特徴で、打ち粉を払わずに他の食材と一緒に鍋で煮込みます。汁にとけた打ち粉が、ちょうどよいとろみとなり、冷めにくくなります。今日のように気温が低い日には、体を温め、美味しくいただける料理です。

今日の給食は、夏から秋にかけて収穫された栄養価の高いかぼちゃや、昔から赤い色が邪気を払うと信じられ食べられてきた小豆に、「冬至」を「湯治」にかけて「ゆず」を融通を効かせる(体が丈夫になる)にかけて、江戸時代の銭湯から始まったとされる柚子湯にちなんで、ゆずを使った「ゆずポン酢あえ」を組みわせ、冬至メニューとして提供しました。