1月22日全校朝会「祝 月面着陸成功」
- 公開日
- 2024/01/22
- 更新日
- 2024/01/22
校長室より
◎いつもなるべく南小岩小学校のよいところや児童の皆さんのよいことなどを話題にしたいなと考えていますが、今日は「日本のよいところ」「日本の技術の高さ」について話します。
・1月20日に月面探査機「SLIM」が月面着陸に成功しました。これまでの旧ソ連、アメリカ、中国、インドに続いて、5か国目の成功です。
・「SLIM」は昨年9月に種子島宇宙センターを出発して、約4カ月間かけて約39万キロメートルの目的地に到着しました。
◎日本の優れた技術、特に「1ピンポイント着陸」と「2ソフトランディング技術」について話します。
・「ピンポイント着陸」は、着陸前に2台の小型ロボットを飛ばして写真画像を撮ったり、通信したりしてアシストさせて、目標地点から100メートル以内の正確な場所に着陸させる技術です。
・「ソフトランディング」は、着陸前から逆噴射させて速度を緩め、さらに探査機の下部・上部に衝撃を分散させる2段階着陸で機体への衝撃を和らげる技術でです。
◎こんな成功があったのに、JAXAの所長さんは「今回の月面着陸は、ぎりぎり合格の60点」と言ったのです。なぜだと思いますか。
・着陸時の機体の向きが原因かもしれませんが、太陽光パネルがうまく広がらず、この後、バッテリーに残された電気だけでの探査しかできなくなるとのことです。元々、「SLIM」は、日本に戻るプログラムは組まれていないようですが・・・。
◎皆さんが大人や高齢者になるころには、月旅行や火星への旅などの宇宙旅行が普通にできる未来があるかもしれませんね。楽しみです。