12月22日全校朝会「年末年始の文化や風習」
- 公開日
- 2025/12/22
- 更新日
- 2025/12/22
校長室より
◎今日は、日本の年末年始の文化や風習について話します。年末年始には、それぞれの国や地域、家庭や宗教によっても異なります。どれが正しいとかよいということではなく、一般的に日本に伝わってきたことについて話します。
・年末年始は、とても大事にしたいです。なぜなら令和7年(巳年:へびどし)の締めくくりであり、令和8年(午年:うまどし)の始まりを祝うからです。ところで、日本の文化や風習にはどのようなものがあるでしょうか。一緒に見ていきましょう。
・年末の文化や風習です。
1 年賀状。最近は葉書ではなく、メール等にする人が増えてきました。
2 大掃除。自分の部屋や机・自分のコーナーをきれいにしてみましょう。心を清め、新しい年を迎える準備をしましょう。家族で使う場所も、安全でできる場所があれば家族と相談して頑張ってみましょう。
3 大晦日。部屋にこもったりゲームの手を休めたりして、なるべく多くの家族と一緒に過ごすようにしましょう。
4 年越しそば。食べる・食べないお家があると思いますが、長生きを願って感謝していただきましょう。
5 除夜の鐘。各地の寺院から108回の音が聞こえるかもしれません。中には、家族で鐘を突きに行くお家もあるかもしれません。
・年始の文化や風習です。
1 元旦。元日と元旦の違いを知っていますか。1月1日は元日といい、元日の朝を元旦といいます。
2 初日の出。新年最初のお日様のことです。中には、初日の出の見やすい場所に出掛けるお家もあるかもしれませんね。
3 初夢。今と違って、昔はパソコンなどもなく占いも誰でも見れたわけではありません。新年の初夢でその一年を占ったそうです。
その縁起の良い夢の順番です。一富士:富士山は高く、末広がりで縁起がよい。 二鷹:鷹は、高く飛び運気上昇を表す。三茄子は「成す」から成し遂げるとされていました。
4 お年玉。お家によって、もらえる・もらえないお家があります。もしもらえるなら、心を込めて「ありがとう」を伝えましょう。もらえるだけでも幸せですが、もしもらえたら、両手で大事に受け取るようにしましょう。特に大金が入る人は、計画的に使いましょう。
5 新年の挨拶(あいさつ):元旦は朝起きたら、家族でも改まって「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。」と伝えたいですね。
6 おせち料理。昔から一つ一つの意味があり、縁起の良い食べ物を食べていました。最近では手作りではなく、お店で作ったものが運ばれてくるのも増えてきました。
7 お雑煮。地域や家庭によって、お餅の形や具材、味付けなども違います。調べてみると面白いです。
8 初詣。お家によって、行かないお家もあると思いますが、新年で初めてお寺や神社にお参りし、1年の健康や幸せを祈願します。
9 書き初め。宿題に出ているかもしれませんが、元々は、新年の抱負や決意を心に強くするため書きました。
・今日のお話のまとめです。年末年始の文化や風習を味わい、素晴らしい令和8年を迎えましょう。