学校日記

地域に学び、地域と生きる

公開日
2016/03/19
更新日
2016/03/19

副校長のつぶやき

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310075/blog_img/2829562?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310075/blog_img/2835238?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310075/blog_img/2839576?tm=20240305134736

 大変ご無沙汰しているうちに、年度末となってしまいました。今年度最後の副校長のつぶやきです。
 さて、先日3年生の社会科見学に一緒に行き、江戸川区の地域めぐりをしてきました。
小岩小学校のあるのは、江戸川区の北部地区。近くには弥生時代の集合集落の跡がある「上小岩遺跡」や、江戸時代の佐倉街道と岩槻街道、水戸街道が交わる「一里塚」、江戸と房総を結ぶ「渡し場」があった市川の関所跡等があり、古くから交通の要所として栄えた町です。
 そこから、バスに乗って、葛西のトラックターミナルへ。北は北海道から、南は沖縄まで。全国各地のナンバーをつけたトラックが集結。現在の豊かな生活を支えているのは、交通網の発達と物流であることを知ることができました。
 次に、船堀のタワーホールへ行き、展望台へ。南の東京湾側には、葛西臨海公園やディズニーランド、横浜のみなとみらいや京浜工業地帯の石油コンビナートも見えます。
 東には、東京タワー、新宿副都心とスカイツリー。埼玉や茨城の山々も。
 江戸川の向こうには、房総の様子も見ることができ、自分たちの住む江戸川区がどのような場所にあるのかがよくわかりました。
 次に行船公園でランチ。ここには動物と触れ合うことができる「ふれあい動物園」があり、ペンギンやその他の動物たちの様子に癒されました。バスガイドさんから、江戸川区は23区で一番公園面積が広いことも、教えていただきました。
 さらに、区の郷土資料室では、遺跡から出た土器や昔からの人々の生活道具などについてのお話を聞き、篠崎風鈴で、江戸時代から続く伝統工芸の「江戸風鈴」の作り方を見せていただきました。また、江戸時代からそのままの姿を残す、「名主屋敷」では囲炉裏端で昔の暮らしについてボランティアの方のお話を伺いました。
 このように地域の方々のおかげで、自分たちの住む江戸川区にについて多くのことを学んだ子供たち。地域の方のおかげで、地域を学び、地域を好きになって、いつかまた「ふるさと小岩」を支える人材として戻ってきてほしいなあと思っています。
 平成27年度も、地域の皆様、保護者の皆様には大変お世話になりました。
来年度も、地域に役立つ「小岩っ子」を地域の皆様と共に育てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
 小岩小 副校長 中田 伸代