学校日記

甲子園が中止になって

公開日
2020/03/16
更新日
2020/03/16

できごと

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310072/blog_img/2811589?tm=20240305134736

 春の甲子園が中止になり、泣いている選手の姿をテレビで見た。高校野球ファンとしては残念だが、中止は仕方がない。甲子園に向けて頑張ってきたことは分かるが、部活動は学校教育の一部である。甲子園に出ることが人生の全てではなく、甲子園に出るために努力したことに価値があり、それは今後の人生に必ず生きていく。今は何もする気になれないかもしれないが、これを乗り越えて夏の甲子園に向けて練習を始めてほしい。ライバル校は今、君たちを倒そうと練習をしているのだから。
 選手たちには社会にも目を向けてほしい。甲子園が中止になって、大きな痛手を負った人たちがいる。甲子園周辺の宿泊施設や飲食店、土産物屋などの中には、商売を続けることが難しい所もあるだろう。それでも生きていくために考え、行動している人が大勢いるのだから。
 人生は山あり谷ありで、何の苦労もなく生きることはできない。思い通りにならないことは、たくさんある。保護者の中には、子供に苦労をさせたくないとか、失敗をさせたくないと言う人がいる。しかしそれは子供のためになるとは限らない。苦労や失敗や挫折を乗り越えるたくましさを育てることも、大切な教育である。高校野球の指導者にも頑張ってほしい。             篠崎第四小学校長 景山 賢治

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