学校朝会の話３５（校長）
- 公開日
- 2018/03/12
- 更新日
- 2018/03/12
できごと
今、先生方が書いた皆さんの通知表の下書きの文を読んでいます。ここにいる全員の文です。そこには皆さんががんばっていること、よいところがたくさん書かれています。先生から通知表を渡されて、自分のよさやがんばりに気付く人がいると思います。自分のよさは自分では気付きにくく、人との関わりの中で気付くことが多いのではないでしょうか。でも、人と関わる中では、嫌なことを言われることもあります。人と関わることは、よいことも嫌なこともあります。私も、人との関わりの中で、よいことも嫌なことも経験しながら、子供から大人になりました。ただ、私が今までに言われてうれしかった言葉があって、それが自分をずっと支えてくれて今の仕事にもつながっていると思うことがあります。それは高校生の時に友達から「景山って、いい声だな。」と言われたことです。それまで自分では、自分の声がいいなんて一度も思ったことがなかったのです。先月、ウインタースクールに行った時も、ある６年生の人に「いい声ですね。」と言われて、とてもうれしかったです。
もし、「自分って、ちっともいいところがないな。」と思っている人がいても大丈夫です。きっと、いつか見つかります。
