日光林間学校も無事終わり、前期のプールも昨日で終了しました。
子どもたちのいない学校はとても静かで、何だか広く感じます。

　田んぼに稲の様子を見に行ったところ、花が咲いていました。
　稲の花を見たことのある人はご存知でしょうが、稲の花は稲の実そっくりです。
　花が咲かずに稲がなったのかと思ってしまいますが、よく見ると真っ白いおしべが外に出ているものがあります。実はこれ花が咲いたあとなんです。
　稲の実のように見える緑の部分を「えい」といいます。この「えい」の部分が「えいっ」と二つに割れるんです。その時間はわずか２〜３時間。その間に中からおしべが伸びてきて花粉をとばし、「えい」の下の方にあるめしべに花粉が付き受粉。受粉すると「えい」は再び閉じてしまいます。その時に、伸びたおしべが外にはみだしたままになってしまうのです。

　稲の花はよく晴れた日の午前中（１０〜１２時頃が多いようです）に咲きます。明日からの３連休はあまりお天気が良くないようなので、来週まで花がもつかもしれません。すくすくに遊びに来たついでに田んぼをのぞくと稲の花の咲いている（「えい」の開いている）瞬間が見られるかもしれませんよ。