学校日記

学校朝会のお話19(校長)

公開日
2016/10/17
更新日
2016/10/17

できごと

 朝や夜にジョギングや散歩をしていると、空気の涼しさに秋の深まりを感じます。秋はスポーツに適した季節で、今週の水曜日には6年生が体育大会に出場します。でも、今朝のように雨で外で遊べないときは、教室で静かに読書をするのがよいです。今日は、夏休みに校長先生が読んだ本を紹介します。重松清さんが書いた「くちぶえ番長」です。
 ある日、ツヨシの学校に一輪車と口笛が上手な、マコトという女の子が転校してきます。マコトは自己紹介で「私の夢は、この学校の番長になることです。」と言います。でも、マコトは乱暴な子ではありません。弱い者いじめが大嫌いで、誰よりもやさしくて友達思いのマコトと、ツヨシの1年間の友情の物語です。「こんな子が自分のクラスにいたらいいな。」と思うお話です。
 もう一冊紹介します。これは、先生方に読んでほしい本です。伊集院静さんが書いた「機関車先生」です。この本に出てくる先生は、お話をすることができません。口をきかん、そして機関車のように体が大きいので、子供たちから「機関車先生」と呼ばれます。でも、機関車先生は体が大きいだけではなく、心も大きくて、とても優しい先生です。「こんな先生がいたらいいな。」と思うお話です。
 今日は、みなさんに読んでほしい2冊の本の紹介をしました。お話を終わります。