グループ活動で、１０ｍのビニールシートを自由に使って遊ぶ活動をしました。図工には、造形遊びという活動があります。”遊び”と”つくる”を合体させたような活動です。何をつくるのか、どう使うのかは、子どもに委ねられているのが特徴です。
　あるグループは、シートをそのままの状態で持ってみました。すると、風をいっぱいに受けて、ドキドキの感触が味わえました。別のグループは、シートを筒状にし、すずらんテープをくっつけて「ひらひらひら！！」と、していました。すずらんテープが光を反射して、とても美しかったです。風がない時は走らなければならないので、かなり疲れますが、目的を果たすためにがんばりました。ふと校庭の端に目を向けてみると、風船の花がさいていました。そろりそろりと近づくと、二人の子が袋の端を持ってじーっとしていました。さりげなく咲かせているところが、風情がありますよね。
　これらの写真は、場面の一つをとらえたものですが、どのグループも、一つ試したら次の活動へ、と発展的な活動ができていました。