同じ言葉や動作でも、気持ちによって言い方や表情が変わります。

　同じ「はい」でも、朝の健康観察の時の「はい！」と、やる気のない返事の「はい」では、言い方が全く違うと思います。

　「ごめん」「ありがとう」「大丈夫」なども、状況や気持ちによって伝え方が変わりますね。

　普段から、友達や家族の表情・言い方を見て、相手の気持ちを汲み取ることができると、円滑なやりとりができると思います。

　また、自分自身も、その時の気持ちに合った表情・言い方で相手に伝えることができると、相手に気持ちを理解してもらいやすくなります。

　表情や言い方によって気持ちを伝えたり、想像したりする練習として、いろいろな場面の言葉をクイズ形式で演じる活動を特別支援教室で行いました。「ベストアクト」「はぁって言うゲーム」などの名前のカードゲームで行ったことがある方もいるかもしれません。ご家庭でもぜひ、ゲーム感覚でクイズを出し合ってみてください。

　(文責　特別支援教室　なかじま)