今回は意見を言う、聞く活動として「スリーヒントクイズ」を紹介します。この活動は、3つのヒントからなるクイズを考えたり、そのクイズに答えたりする活動です。
　出題者は画像の通りに、答えに辿り着けるよう3つのヒントを考えます。ヒントを出す回数に連れて答えが分かるようにすることがポイントです。最初のヒントは何の仲間なのかを出題します。次に、いつ使うのか、どんな形なのかなど、答えの候補が数個になるようなヒントを出します。最後に、その物の特徴を伝えて答えが分かるようにします。
　ヒントを作成したあと、回答者に3つのヒントを出し、回答者は答えを言うという流れです。
　この活動では、出題者は相手が3つのヒントを聞いて分かるようにクイズを作成する必要があることから、相手の気持ちを考えることが必要です。また、回答者は3つのヒントを聞いて理解すること、そのヒントを聞いて答えを発想することが求められます。ヒントを考える時にグループで行うこともでき、協力するスキルや話し合うスキルも身に付けることができます。ぜひ挑戦してみてください。

（文責　特別支援教室　よしかわ）