3月11日 校長講話「あれから10年…」
- 公開日
- 2021/03/11
- 更新日
- 2021/03/11
校長のつぶやき
お話しします。今から10年前の2011年3月11日午後2時46分。福島県沖を震源とする巨大地震が東北地方を中心に東日本一帯を襲いました。東日本大震災です。
震源が海の底だったため、大きな津波が発生しました。津波に飲み込まれて亡くなられた方・いまだ行方不明の方は1万8426人。10年たった今でも、津波で家を流された4万人以上の方々が仮設住宅で生活をしています。
東京も大きな揺れが長く続きました。電話はつながらず、電車やバスは止まりました。仕事場から自宅に帰ることができない多くの大人は、長い距離を何時間もかけて歩いて帰りました。
あれから10年…。
皆さんはまだ生まれていなかったり、小さかったりして震災の記憶はほとんどないでしょう。それでも、多くの人々が一瞬にして大切な命を奪われたことや、大切な家族や生活を失ったことを忘れてはいけないと思います。
まもなく地震発生の午後2時46分です。今から亡くなられた方々に黙祷を捧げます。立ちましょう(黙祷)。
今日は、テレビや新聞などが東日本大地震のことをたくさん取り上げています。おうちに帰ったら、いざというときの備えについて家族で話し合うのもいいですね。これでお話しを終わります。
※写真左 哀悼の意を表す半旗
※写真右 本校3階の備蓄倉庫