学校日記

3月4日 校長講話「ALLY(アライ)」

公開日
2021/03/04
更新日
2021/03/04

校長のつぶやき

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 皆さん、LGBTQ(LGBT)という言葉を知っていますか?先週放送された日テレ『世界一受けたい授業』に、『元女子高生、パパになる』(文藝春秋) という本を書いたトランスジェンダーの杉山文野(すぎやまふみの)さんが「マイノリティーの方との向き合い方」の先生として出演しました(写真右)。
 文野先生は「知ることから理解につなげたい」と言っていましたが、三小ではLGBTQのシンボルカラーである6色の虹を広めたり、LGBTQをテーマにした本を図書室や教室に置いたりして、まずは「知ること」を進めています。5年生が書いた読書感想文を紹介します(以下抜粋)。

 ぼくはこの本を読んで、人にやさしくして、人の心を傷つけないようにしたいと思いました。この『「ふつう」ってなんだ?』(学習研究社・写真中央)という本はLGBTについて知ることができます。LGBTは10年前まであまり知られていませんでした。そのような時代に「自分の性のあり方は他とちがうのかも」と悩んでいた子どもたちは暗やみで、手さぐりで前進するような感覚だったと思います。このLGBTという言葉は、とても大切な言葉です。

 このようにLGBTQの方々の味方である人のことをALLY(アライ)と呼びます(写真左)。私(校長)も6色レインボーのバッジやマスクを身につけたり、一緒にパレードを歩いたりしているALLYの一人です。誰もが誰かのALLYになれます。皆さんも誰かのALLYになってくれたら嬉しいです。