今週1年生は、「ふわふわゴー」という作品を作っています。
　材料は、食品トレイやスチレン皿です。トレイなどをはさみで切って紙紐やスズランテープを付けました。トレイの横を切り抜いて手や足にして、顔や飾りをつけて動物を作った子もいました。できた作品にうちわで風を送ると、ふわふわ浮いたりくるくる回ったりと面白い動きをしました。教室の横や玄関ホールで友達と競争して楽しそうに遊んでいる姿が見られました。
　楽しい動くおもちゃの材料は、家庭でごみとして出されるトレイです。大人には『ごみ』でしかありませんが、子供達にとっては「おもちゃや作品作りの大切な材料、宝物」になることがあります。材料はすぐには集めることができません。場所をとって大変ですが、袋や箱を1つ、子供の「宝物入れ」として用意していただくと図工の材料集めに困らないと思います。かわいい箱やゼリーなどの空の容器・トレイ、きれいな紙や端切れの布、ボタンや紐など宝箱に集めておくよいと思います。集めてあれば、雨で外で遊べない日も物作りをして楽しく過ごすことができるでしょう。
　物作りは、想像力を育てます。アイデアを形にするための技能も身に付けることができます。「子供の宝箱」の用意は、特に1〜3年生までのお子さんにおすすめです。　　　　
(文責 おがさわら)