『言葉をチェンジ♪』
- 公開日
- 2017/11/30
- 更新日
- 2017/11/30
特別支援教育
今回は、『リフレーミング』という考え方についてお伝えさせていただきます。
私たちは、全ての物事をその人独自の視点で見ていることがあります。この物事を見る視点のことを「フレーム」と言います。そして、このフレームを変えることを「リフレーミング」と言います。
ここで、一つ例題を通して考えていただきたいです。
コップに水が半分入っていることを想像してください。その時、みなさんはどのように捉えられるでしょうか。
<1>「半分も入っている」 <2>「半分しか入っていない」
このように、同じ出来事でもフレームを変えるだけで、受け止め方や感じ方が変わってきます。また、リフレーミングには、「他にどのような状況で役に立つのか?」や「他にどんなプラスの意味があるのか?」という視点があります。それは、考え方の内容を肯定的に変えることで否定的な感情を打ち消していく効果があります。さらに、ネガティブな内容について、ポジティブな内容に捉えなおすことこともできます。
ぜひ、子供と話す際にこの考え方を取り入れていただき、子供自身が自分を理解したり肯定したりすることに役立ていただけたらと思います。
☆『言葉のチェンジ』 参考例
× 飽きっぽい → ○ 好奇心旺盛
× いいかげん → ○ こだわらない、おおらか
× うるさい → ○ 明るい、活発
×「いい加減にしなさい」 → ○ 「あと何分で終われそう?」
×「危ない」 → ○ 「止まって」
×「何度言ったらわかるの?」 → ○「どうすればよかったんだっけ?」 など