学校日記

校内研究のまとめ

公開日
2014/03/06
更新日
2014/03/04

お知らせ

 本校は、今年度算数の研究を進めてきました。12月9日には、授業公開を行いました。研究の成果と課題は以下のようになります。

 

研究の成果

1 全校児童の実態調査より
 算数の授業は、よく分かる:85%
             (当てはまる、どちらかと言えばあてはまるの合計)

 学習したことを使って問題を解いている:87%
             (当てはまる、どちらかと言えばあてはまるの合計)

分析 
●算数の授業がよく分かると回答する児童が、平成24年4月の82%から、85%へ上昇した。多くの児童が、日々の算数の授業に分かりやすさを感じている。
●学習したことを使って問題を解決しようとする児童が、平成24年4月の86%から87%へわずかながら上昇した。多くの児童が、算数の基本的な学び方を身に付けている。
 

2 「船二小算数授業モデル」について 
●一単位時間の流れが全校で共通理解されているので、教師は教材の価値に迫ることができ、1年生〜6年生までの一貫した指導につながっている。また、児童は安心して授業に取り組めている。
●ノートの書き方がモデル化されたことで、系統的な指導を行うことができるようになり、児童の学習効果も大幅に上がっている。
 

3 数学的な表現活動を中心にした学習指導の効果について
●教師自身が、単元における重要な数学的表現活動を明確にすることで、本時のねらいが、焦点化できるようになってきた。
●児童自身が、「自分の考え」を表現するときに、自分に合った表現活動を選んで取り組むことができるようになっている。
●友達とのペアやトリオでの学習を取り入れたことで、自分だけでは気付かない多様な考えを知ることができ、自分の考えを深めることができている。


4 その他について
●「算数コーナー」における既習事項の掲示が、児童の自力解決の手助けとなっている。
●「計算デイ」により、児童の実態を把握して、支援の見通しをもつことができている。



今後の課題
 
 全校児童の実態調査より(以下の数値は、平成25年度8月に集計した結果)
 自分の考えを、友達に説明したいと思う:当てはまる…31%、
                           当てはまらない…16%

分析
●自分の考えを友達に説明したいと思う児童が、30%から31%まで上昇した半面、当てはまらないと回答した児童も14%から16%に増えている。友達に説明したいと思う児童と、そうではない児童の二極化が生まれている。
 

課題への対策
●児童が考えを説明する際に、重要なキーワードを示して説明できるように、意味理解を深める支援が必要である。
●ぺア・トリオ・グループなどの話し合いの場の工夫はできているが、自分の考えを表現できない児童にも、自分の考えをもたせ、児童自身が「説明したい」と思える手だてを工夫する。

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