チャレンジクラスの他校からの受け入れについて
- 公開日
- 2024/06/18
- 更新日
- 2024/06/18
できごと
今年度から開設されたチャレンジクラスですが、9月からは他校からの生徒も受け入れを予定しています。
詳細については、本校HPにもアップされている、江戸川区教員委員会が発行した、『「チャレンジクラス」の設置に向けて』を御覧ください。
不登校には、様々理由があり、解決方法も多岐にわたります。また、不登校に対する支援方法も個人によって必要なものが異なります。
江戸川区では、以下のような不登校を支援する体制があります。
①共育プラザ(学校外施設)
中学生・高校生の自立及び地域社会への参画を促進。居場所づくり。
イベントや無料での部屋の貸し出し。
時間も自由。活動内容も自由
②学習サポート教室(学校外施設)
自分のペースで学習する場所。
9時から9時30分に登室。(遅れても受け入れ可能)
午前中は主に教科学習。午後は主に体験学習
③ほっとルーム(篠崎中学校での別室指導)
自分の指定した時間に通室(1時間で帰ってもOK。一日いてもOK)
別室指導員(毎日2名体制。元教員)がサポート
希望すれば、給食の喫食も可能
基本的に学校と同様に、50分間活動→10分間休憩のサイクルで活動
④チャレンジクラス(篠崎中学校での別室指導)
基本的に、時間割通りの学校生活を送る。
専属の教員(6名)から教科指導の授業を受ける。
基本的に毎日登校。
通常級での学校行事にも参加可能
①~④すべて、篠崎中学校では出席と認めております。その他にもフリースクールや区内施設など多くの機関があります。
どの施設を利用すればよいかは、不登校になった期間、理由、個人の特性など様々なことを考慮して検討します。
例えば、1年以上家からあまり出られていない生徒にとっては、チャレンジクラスに通学することはかなり大きな負担を強いることとなり、再び家から出られなくなってしまう可能性もあります。
※もちろんこの限りではありませんが、1年以上家から出られていない場合は、共育プラザ等の負担が少なめのものから行う方が、継続しやすい傾向があります。
不登校生徒によって、どの支援方法が良いかを見極めるのはとても大事なことですが、非常に難しい面もあります。
まずは、教育相談等を受け、適切な支援方法について検討することが第一歩となります。
時間はかかりますが、保護者の皆様も、少しずつ、一歩ずつ前に進んでいくように支援をお願いします。