今日の五中

道徳地区公開講座7

公開日
2023/11/25
更新日
2023/11/25

できごと

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11月25日(土)はれ【校】
〇学校公開
 11月11日に行われた道徳地区公開講座の様子について掲載します。
 2校時の授業の様子と体育館で行われた指導主事友部先生による授業風景です。

 友部先生から、小学校から中学校までの9年間、同じ内容の項目について学んでいくというお話がありました。『向上心』『礼儀』『家族愛』『命の尊さ』など22の項目です。同じ内容の項目を9年間毎年取り上げるとはどういうことなのでしょうか。例えば『思いやり』については小学校1・2年では、困っている人がいたら自分から進んで助けましょうと考えていくが中学校では家族や周りにいる人への感謝、すなわち相手の気持ちも考えるというように範囲が広がっていきます。もう一つ『公平』について小学校1・2年では好き・嫌いについて考えさせ、中学校では差別や偏見のない社会について考えるようになります。

 私が中学のころ、『道徳地区公開講座』というプログラムは実施されていませんでした。戦後、昭和から平成、そして令和と時代が変わる中、保護者・地域が道徳とかかわる場面が大きく減少してきた結果ともいえます。
 社会に目を向けると『向上心』『礼儀』『家族愛』『命の尊さ』『思いやり』などとういう心を持ち人生の中で相手の気持ちを考え育むことが当たり前じゃない人(大人)がいるという事実に直面します。
 社会の現実を受け入れながら小・中学生に当たり前のことを教えていくことが道徳の授業の大切な点だと考えました。

 学校に向かう時、そして帰り道に必ず生徒・卒業生・保護者の方と出会います。そして必ずあいさつを交わします。私は、日ごろ『あいさつは魔法の力』と生徒にはなしかけています。やはり道徳の基本はあいさつです。褒められても叱られても嬉しくても悔しくても、『あいさつ』のない生活で育った人は当たり前じゃない人になってしまうと思います。
日々、五中生の素直な優しい姿を見ていてそう思います。