＊献立＊
・しょうゆラーメン(つけ麺)
・牛乳
・ししゃものおかき揚げ
・抹茶ミルク寒天

　今日は「八十八夜」という日です。日本独自の「雑節」という、二十四節気以外で季節の変化の目安とする日のひとつで、「立春」の日を一日目として数えてちょうど八十八日目にあたる日です。
　“八十八”という漢字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとって重要な日とされています。
　このことから、元々は種まきや茶摘みなどの農作業の開始の目安となる日ですが、“この日に摘んだお茶は上等なもの”、“この日にお茶を飲むと長生きする”といわれるなど、特にお茶との関わりが深い日です。

　そんな日に関連して、デザートにお茶をひいて粉状にして作られる「抹茶」を使ったミルク寒天を作りました。
　食べるにはとろっとくちどけがよくとても美味しく仕上がりましたが、給食室も苦戦するほど柔らかく仕上がってしまいましたが……給食当番のみなさんも工夫しながら上手に盛り付けてくれていました。ありがとうございました😊

　さて、そんな抹茶ですが、お湯を加えて飲んだり料理やお菓子作りに使ったりと使い勝手がよく、生活習慣病の予防に役立つ「カテキン」という成分や肌の健康を守る「ビタミンＣ」、腸を整える「食物繊維」など体に良い成分もたくさん含まれています。
　ただし、適量なら眠気を覚まし集中力を高めてくれるものの、とりすぎると頭痛や吐き気を引き起こす「カフェイン」が、なんとコーヒーよりも多く含まれているので、とりすぎには要注意です。