岩五の給食◇5月18日(火)
- 公開日
- 2021/05/19
- 更新日
- 2021/05/19
学校給食
*献立*
・鯵のまご茶漬け
・牛乳
・桜えびとしらすのかき揚げ
・野菜のわさび和え
・メロン
今日の給食は、静岡県の郷土料理です。
【鯵のまご茶漬け】
伊豆半島沿岸部で食べられている郷土料理です。醤油漬けにした魚を切り身やたたきにし、薬味と一緒にご飯の上に乗せ、お茶やだしをかけて簡単に食べられる料理で、もともとは、漁の合間や港に上がって漁を振り返りながら腹ごしらえに食べた漁師めしです。
名前の由来には“漁の合間にまごまごせずに食べられるから”、“まぐろ茶漬けが訛った”、“孫にも食べさせたいくらい美味しいから”などの説があります。
また、静岡県といえばお茶の産地で有名です。茶は、ツバキ科の植物で、旬は4月〜5月です。5月の初めの「八十八夜」(今年は5月1日)に枝先の若葉をひとつひとつ手摘みした新茶は、特に美味しいとされています。
【桜えびとしらすのかき揚げ】
桜えびは、日本国内では静岡県の駿河湾でしか漁が行われていない、文句なしの静岡の名産品です。また、しらすは、桜えびと同様に駿河湾でとれる海の恵みです。駿河湾で水揚げされるしらすは、品質の高さで全国に名を知られています。
【野菜のわさび和え】
静岡県は、わさびの生産量日本一を誇っています。わさびの栽培は、約400年前に静岡市・有東木地区で始まったそうです。“徳川家康公が献上されたわさびを大変気に入り、有東木から門外不出にした”という説も残されているそうです。
まご茶漬けの魚は、本来は生のものを使いますが、給食では必ず火を通さなければなりません。そのため、三枚おろしのものを焼いて、一枚一枚丁寧に皮を外し・小骨をとり・ほぐして使用しました。