＊献立＊
・いわしの蒲焼丼
・牛乳
・吉野汁
・バナナ

　「吉野汁」は、すまし汁にくず粉を溶いてとろみをつけた汁のことです。奈良県の吉野地方がくず粉の原料の「葛」の産地であることから名づけられました。くず粉は高級品なので、今日の給食では片栗粉で代用しました。

　普段の汁物にほんの少しとろみをつけることで、汁が具によくからんでより美味しく食べられるほか、のどごしがよく、食欲がないときや暑い日にも食べやすくなります。また、冬の寒い日にはとろみを増やすことで冷めにくくなるので、体を温めるのにもぴったりです。
　最近は、特にお昼の時間帯の日差しが強く気温も高くなる日が増えてきたので、今日の吉野汁のとろみは控えめにして作りました。

　また、先週に続き今日の吉野汁にも学校農園のねぎを使用しました。春の日差しを浴びて、立派なねぎが育っています。育ててくださっている方々や自然の恵みに感謝です。