今日の五中

校歌作曲者 大中 恩(おおなか めぐみ)氏を偲ぶ

公開日
2018/12/07
更新日
2018/12/07

できごと

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12月6日(木)雨【校:22】
〇校歌作曲者 大中 恩(おおなか めぐみ)氏を偲ぶ
 本校校歌作曲者の大中恩氏は、平成30年12月3日に94歳で逝去されました。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

【平成29年 開校60周年記念誌より】
 大中恩氏は、東京都生まれの日本の作曲家。1989年、紫綬褒章受章。
 1942年に東京音楽学校(現東京芸術大学)作曲科入学。1945年、同校卒業。
 混声合唱曲『煉瓦色の街』(1965年、秋山和慶指揮・日本合唱協会)で芸術奨励賞を受賞。以後女声合唱組曲『愛の風船』(1966年)、男声合唱曲『走れわが心』(1968)年、混声合唱曲『島よ』(1970年)で芸術祭優秀賞を受賞。1982年は時代を超えて歌い継がれている『犬のおまわりさん』『サッちゃん』『おなかのへるうた』等を集大成した『現代こどものうた秀作選・大中恩選集』で日本童謡大賞を受賞。2004年童謡文化賞、2006年にっけん小野童謡文化賞を受賞。

【平成29年 開校60周年記念誌・学校HPより】
〜校歌の由来〜
 PTA、同窓会、一般と広く校歌の作詞を募集し、集まった作品は約二十点、いずれも心のこもったものでした。
 小岩第五中学校がある鹿骨町は「東京の花どころ」として有名です。四季折々の花が咲き、空気が澄んでいる街です。このきれいな環境を的確に表現した本校卒業生の保護者の平野多美子さんの作品が選考委員全員から入賞として推薦されました。
 作曲は音楽担任の土谷愛子先生の友人で作曲家の大中恩氏に依頼して完成しました。
 昭和37年3月10日、校歌発表会を行い、小岩駅から続く花の里に地に『平和の道をつくりゆく学びや』の校歌として、生徒と教職員に歌い継がれています。

 平成29年、開校60周年記念講演として大中恩氏の講演会を行う予定でしたが、ご都合により記念誌への寄稿をお願いしました。

【平成29年 開校60周年記念誌寄稿文】
 江戸川区立小岩第五中学校のみなさん、60周年の開校記念日を迎えられたのですね。ほんとうにおめでとうございます。私は、御校の校歌を作った作曲家の大中恩です。校歌を作曲させていただいたのは、1962年3月のことです。当時、音楽の教師をしていらっしゃった土谷愛子先生とのお話で、御校の校歌を………ということになり、私も若かったので、張り切って参加させていただいたことを思い出します。その校歌も、みなさんに育てられて50年以上たったのですね。そう思うと、ほんとうに不思議な気がします。大切に育てて下さったこと………とても嬉しく思います。
 御校の益々のご発展を祈っております。
                   作曲家 大中 恩


 12月25日(火)の終業式の場で、追悼の意を込め校歌を歌います。
どうぞ安らかにお眠り下さい。