＊献立＊

・キムチクッパ

・牛乳

・焼肉ナムル

・ホバッチュ[カボチャの白玉ぜんざい]

　今日の給食は、世界の料理から、韓国の料理でした。

【キムチクッパ】

　クッパは、韓国語で「クク」がスープ、「パプ」がご飯という意味の、名前のとおりスープとご飯を組み合わせた料理です。

　韓国では、冬は寒く乾燥した地域が多いため、スープの中にご飯を入れる食べ方が日常的になっています。

 【焼肉ナムル】

　日本でもよく食べられているナムルですが、韓国の家庭料理のひとつで、野菜や山菜、野草を塩ゆでしたものを調味料とごま油で和えて作ります。元々は野菜を和えることや、和え物に使う野菜自体のことを「ナムル」というそうです。

　韓国では豆もやしで作ることが多く、その場合「コンナムル」と呼ばれ、日本で主流の根もやしだと「スクチュナムル」、ナスだと「カジナムル」など、使う野菜によって名前が変わります。今回はナムルの上に肉を乗せて「焼肉ナムル」として提供しました。

 【ホバッチュ［カボチャぜんざい］】

　韓国の伝統的な冬のデザートで、家庭で食べられることが多い料理です。

　「カボチャ粥」として、カボチャを潰し入れた湯でお米を煮て、仕上げにゆで小豆を入れたものが本来の形ですが、小豆を入れなかったり、米ではなく白玉を入れたり、水分が少なかったり汁っぽかったり……と、各家庭でアレンジしながら親しまれているようです。

　今日の給食では、白玉を使ったぜんざい風のものを提供しました。