学校日記

嬉しいお手紙

公開日
2016/02/15
更新日
2016/02/15

校長室より

 先日、私宛てに地域の方からお手紙が届きました。「何だろう?」と思いつつ、中を開けてみるととても嬉しいお手紙でした。下校途中に本校の1年生3名が、転んでけがをしたおばあさんに救急車を呼んでくれたという内容でした。そのお手紙はおばあさんのご家族の方からの感謝の手紙だったのです。
 困っている人がいれば助ける、というのは当たり前のことですが、いざその場になるとなかなか勇気が出ないものです。何もできずに通り過ぎてしまった……、ということは誰でも少なからず経験したことがあると思います。でも、この3名は「ちょっとした勇気」を出してくれたのですね。そのおかげで大事に至らずに済んだのです。本当に立派なことだと、私も心から嬉しく思いました。
 学校の中でも一人一人がこの「ちょっとした勇気」を出すことで、困っている人に手を差し伸べることができます。「いじめ」も「けんか」も誰かの「ちょっとした勇気」で良い方向へ動き出すはずです。上中生にはこの「ちょっとした勇気」があるのです。ぜひ学校生活のさまざまな場面でこの勇気を発揮してください。
 この3名の行為に感心すると同時に、3名の行為をご連絡くださった地域の方に感謝の気持ちでいっぱいです。今回のことで改めて、生徒たちは地域の中で多くのことを学び、地域に育てられているんだということを認識いたしました。ありがとうございました。

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