学校日記

なぜ勉強をするのでしょう?

公開日
2015/09/15
更新日
2015/10/13

校長室より

 修学旅行も無事に終わり、またいつもの日々が戻ってまいりました。学校は、定期考査2日目です。1、2年生は今まで勉強してきた成果を発揮しています。3年生は今日、明日がお休み、24日と25日が定期考査になります。
 ところで、生徒が勉強を進めていくうえで、一番大切なことは何でしょうか。これは自信をもってお答えすることができます。答えは「学校の授業を大切にする」ということです。塾のほうが難しい問題や入試問題の解き方のテクニックを教えてくれるから、塾のほうが勉強をするのに適している、という考え方もあるでしょう。ある部分では、それも間違っていないかもしれません。しかし、塾の勉強に力を注ぎ、学校の授業をおろそかにするようなことがあったら、全くもって本末転倒です。勉強は受験のためだけにするもの、知識だけを身に付けるものではありません。「勉強」で最も大切なことは学習を通して身に付けた知識や技能を活用し、人間性を高めていくことにあります。学校の授業は、これを目的として進めているのです。もちろん、学校の授業にもしっかりと取り組んだうえで、塾でさらに勉強をしてその力を高めていくというような姿勢であれば、それはとても素晴らしいことだと思います。我々教員も全力でバックアップしていきます。ただ、あくまでも勉強の基本は「授業」にあるということだけは忘れないでほしいと思います。これからも私がスローガンとして掲げている「学力 体力 豊かな心」を目標として生徒たちが「知徳体」のバランスのとれた人間に成長できるよう尽力してまいります。
 ……とは言っても我々教員も完璧な人間ではありません。しかし、逆にそれを強みとして生徒に指導をしていくことも大切なことだと思っています。私が教員になった時、当時の細川校長会長から言われた言葉を座右の銘の一つとしてもっています。

  <未完の人間が未熟な人間を指導するという気持ちを忘れるな>

 常に強い信念と謙虚な気持ちをもちながら、生徒たちの指導にあたっていきたいと思います。我々も日々勉強です。

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