林間学校二日目。午前中は馬籠峠から妻籠宿までの散策をし、午後からはいよいよ地元の農家のみなさんにお世話になり、農村での生活体験をさせていただきました。どちらも普段の学校生活では経験できないもので、生徒たちにとっては良い経験になったと思います。
　特に、農家のみなさんにお世話になった際には、草刈りや野菜の収穫、五平餅作りなど農家ごとにいろいろな体験をさせていただき、翌日のバスの中は、お互いの農家での体験話で、とても盛り上がっていました。みんなの楽しそうな姿を見られて本当に良かったです。
　さて、この農村生活体験は、単に「農村での暮らしを体験する」だけのものではありませんでした。体験を通して、初めて会う人との接し方や礼儀について考え、人との付き合い方を学ぶ良い機会でもありました。ぜひ、バスの中ではあまり聞かれませんでしたが、体験したことだけではなく、そこで考えたこと・学んだこともしっかりと心にとめておきましょう。それらはきっと、みなさんの今後の人生において、大切なものになってきます。
　最後になりましたが、今回、農村生活体験でお世話になった農家の皆様、鹿本中学校の生徒にたいへん貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。彼、彼女らにとって、今回の経験は、将来必ずや大きな「生きる力」となることと思います。この度は本当にお世話になりました。ありがとうございました。