備えあれば・・・・・
- 公開日
- 2022/07/05
- 更新日
- 2022/07/05
できごと
台風接近の影響で、風が強くなってきました。校庭の国旗や校旗も大きくなびいています。(写真左)1年生のメッセージボードには「・・・・豪雨による大きな被害が毎年のように起きています。いざという時、自分や大切な人の命を守る行動ができるようしっかりお家の人と確認しておきましょう」とありました。(写真右)本日、避難訓練が実施されました。
ところで、日本の神社は普通小高い丘の上にあります。東日本大震災の津波でも神社が流された話はほとんど聞きませんでした。東京でも山手方面では神社は大抵小高い丘の上にあります。私たちの祖先は死んだ魂は海に行くと信じていたので、祈る場所はご先祖様が眠る海辺の岬の先端でした。しかるに現在の神社が海辺から高台に移ったのはなぜでしょうか?縄文時代には地球の温暖化が長く続き、大量の氷河が溶け海水面が上昇し、海岸線は今よりも高い所にありました。その後、寒冷化すると海水面が低下し、今までの海辺が高台になったのです。
低地の江戸川区で高台の神社を見つけるのは至難の業ですが、ハザードマップ等でいざという時の避難ルートをご家族で確認しておくことはとても大切です。いざという時に慌てないように日頃から備えておきましょう。