＊献立＊
・けんさ焼き[しょうがみそ焼きおにぎり]
・牛乳
・鮭とじゃが芋のつや煮
・野菜のおかか和え
・けんちょん汁
・柿

　今日の給食は、新潟県の郷土料理です。

【けんさ焼き】
　新潟県・魚沼地方に伝わる、しょうがみそを塗った焼きおにぎりです。上杉謙信が諸国を遠征したときに、剣の先におにぎりを刺し、それを焼いて食べたことが名前の由来となったといわれています。
　現在では、お正月や新米の収穫を祝う際に食べられていて、薬味を乗せてだし汁やお茶などを注いで食べることもあるそうです。お米の香ばしさと、しょうがみその独特の風味が特徴です。
【けんちょん汁】
　「けんちん汁」に似ていますが、新潟県では「けんちょん汁」といいます。秋にとれた野菜やきのこ、ちくわなどの練り製品、豆腐、車麩などがたくさん入る、汁物よりも煮物に近い、寒い時期の栄養源ともいえる料理です。なかでも車麩は、新潟県の特産品で、珍しい食材です。一度に大量につくっておき、何度もあたためなおして、数日にわたって食べるそうです。