11月29日(水)の給食
- 公開日
- 2017/12/01
- 更新日
- 2017/12/01
給食
*献立*
・新米ご飯(コシヒカリ)
・牛乳
・鮭のさざれ焼き
・油揚げの煮浸し
・けんちょん汁
・柿
今日の給食は、新潟県の郷土料理です。
【ご飯(コシヒカリ)】
コシヒカリは、1956年に新潟県と福井県の共同研究で品種をかけ合わせ、改良を重ねて誕生しました。当初は、育てるのが難しいと敬遠されていたのですが、南魚沼の人たちが根気強く育て、やがて「日本一おいしいお米」として有名になりました。
「コシヒカリ」という名前は、“越の国(福井〜山形にかけての地域)に光り輝く”という願いを込めて名付けられたそうです。
【鮭のさざれ焼き】
新潟県・村上市には、世界で初めて鮭の増殖に成功した川があります。村上市でとれた鮭は、他県にはあまり出回っていませんが、新潟の正月には欠かせない食材です。
【油揚げの煮浸し】
また、長岡市・栃尾地区には「栃尾のあぶらげ(油揚げ)」という、厚さが3cmもある、ぶ厚い油揚げがあります。ご当地グルメとして親しまれていて、全国的にその名が知られています。
【けんちょん汁】
「けんちん汁」に似ていますが、新潟県では「けんちょん汁」といいます。秋にとれた野菜やきのこ・ちくわなどの練り製品・豆腐・車麩など、具がたっぷり入った、汁物よりも煮物に近い、寒い時期の栄養源ともいえる料理です。なかでも車麩は、新潟県の特産品で、珍しい食材です。
新潟では、一度に大量につくっておき、何度もあたためなおして数日にわたって食べるそうです。
【柿(おけさ柿)】
新潟県産の渋柿で、代表産地である佐渡の民謡「佐渡おけさ」に由来しています。種がないので食べやすく、非常に甘いのが特徴です。