学校日記

3学年だより

公開日
2019/10/17
更新日
2019/10/17

お知らせ

後期の委員会活動も頑張ろう
110月7日(月)より、後期の専門委員会がスタートしました。三年生の皆さんは、学級委員を除いて委員長の席を二年生に受け継ぎ、徐々に世代交代をしていきます。新しく委員長になった二年生を支える立場として、委員会活動に励んでほしいと思います。
 三年生は、学級委員以外は委員長になれないのですが、副委員長や書記を担うことで貢献しようとしてくれている生徒が多くいました。ぜひ、一年生の頃からの経験を下級生に伝授し、成長を見守ってほしいと思います。

ラグビーから紳士を学ぼう
 現在ラグビーワールドカップが日本で行われており、日本は強豪アイルランドを倒すなど大健闘をしています。ラグビーは紳士のスポーツと言われるなど、プレー以外のところでも振る舞いや精神的な面で学べることが多い競技だと思います。そこで皆さんにラグビーにまつわる2つの言葉を紹介します。
 まず、「ハカ」という言葉です。これはニュージーランド代表等が試合前に歌いながら踊る踊りの名称です。リズムに合わせて足を踏んで体を叩き、舌を出すなどの動作が特徴的です。ハカを踊る姿は大迫力で海外でもとても人気です。ハカの中の一種である「カマテ」にある歌詞の一部を紹介します。

Ka mate! Ka mate! (私は死ぬ!私は死ぬ!)
Ka ora! Ka ora! (私は生きる!私は生きる!)
Tenei te tangata puhuruhuru(見よ、この勇気ある者を)
Nana nei i te tiki mai, (ここにいる毛深い男が)
Whakawhiti te ra! (再び太陽を輝かせる!)

このように、過激な言葉がたくさん出てきます。いかにラグビーという競技が過酷で、勇気をもってプレーしているということが伝わってきますね。
 もう一つ紹介したい言葉は「ノーサイド」です。これは試合の終わりを意味する日本特有の言葉で、(海外ではFULL TIMEが主流です)英語の「NO SIDE」が語源です。海外では、試合が終わったら敵味方関係なく健闘をたたえる風習があったことから、この言葉が日本で広がったといわれています。
 ラグビーは全力で体をぶつけ合うとても危険なスポーツですが、激しい感情と紳士的な心の両方を持ち合わせているからこそ成り立っているのではないでしょうか。
 中学生の皆さんも部活や行事、時には勉強で競い合うことが多々あると思いますが、「勝ちたい!」と思う一方で相手を思いやる紳士的な気持ちを忘れずにいてほしいと思います。