学校日記

1学年だよりNo.25 あるクラスのテスト風景

公開日
2019/10/04
更新日
2019/10/04

お知らせ

あるクラスのテスト風景
〜2学期中間考査号〜
長かった残暑もそろそろ終わってほしいのですが、まだ暑い日が続いています。でも朝晩少しは涼しくなってきました。こういう時期こそ体調を崩しやすくなります。健康管理に気をつけましょう。
そして昨日から中間考査が始まりました。1学期の期末考査からの日数もかなりあったため試験範囲も広くなっていました。そのため先生たちも早めに声掛けをしていましたが、やっぱり直前にならないと勉強に取り掛からない生徒が多くいたようで…残念です。そんな2学期中間考査1日目、社会のテスト風景をお知らせします。
問題用紙・答案用紙を配布するとしばらくの沈黙。いつもはにぎやかな〇組ですがさすがに試験ともなると緊張感が漂っている。さあ、ゴングが、いやチャイムが鳴った。おい、なぜ最初にクラスや名前を書かない。何度言われるんだ。社会は歴史と地理の2種類だ。両方とも名前をしっかり書かなくては。
しかしAくん、目が近いね。まるで寝ているようだぞ。Bさん、ため息をつくにはまだ早い。始まって5分もたってないよ。Cさん一心不乱に答案を埋めてゆく。いいね、その調子だ。みんなの答案をのぞいて回るが、字が薄かったり小さい人が多いね。答案を先生たちの方が読み取ってあげようとするのは中学校までです。入試では読み取ろうとはしてくれないし、ましてや社会に出たらそんなことはない。ハッキリと書くことが最低条件だ。「テストあるある」だけれどDさん、空中を眺めている。思い出している感じもしないけれど空中に答えは書いてないぞ。一体何を考えているんだろう?さらにシャープペンで指(爪?)をずっといじっている。一体なにをしているんだろう。Eくん、いつまで地理にこだわっているんだ。もう歴史に移った方がいいんじゃないかい。言ってあげたいけれど…。Fさん、満足げな顔をしているけれど完璧なのかな?見直しもしっかりやったかい。

地理にこだわっていたEくん、何回も何回も消しゴム使っているけれど答案用紙破らないようにね。しかし社会のテストもなかなか難しいね。歴史は大人になってもクイズ番組などで目にする機会も多いけれど地理はすっかり忘れてしまっている。そして地理の問題でこれだけ説明させる問題が多いと苦労するね。でも今、都立の入試で社会や理科でも説明が求められる問題が増えたからね。しっかり資料を読み取る力と説明する力が必要だ。そんなことを考えていたらもう試験時間も終わりに近づいてきた。みんなギリギリか終わっていない人が多いようだ。時間配分も試験を受ける技術の一つだよ。チャイムが鳴って後ろから回収。地理と歴史別々に集めるのでちょっと大変そうだ。Hくん、今さら残念がっても仕方ないぞ。やり直しはきかない。それよりも次の教科に向けて切り替えだ。これを読むころには中間考査も終了。これから文化祭に向けての準備も本格的になってくるけれど授業は平常通り続いていく。期末考査では今回みたいに慌てないように毎日の家庭学習を大切にしましょう。

後期専門委員会決定
各クラスの後期専門委員です。みんな責任もってやってくれるはずです。
学年全員が協力していきましょう!