3学年だより 第31号 誰のための三者面談?
- 公開日
- 2018/11/02
- 更新日
- 2018/11/02
お知らせ
ここ最近3年前の卒業生が進路の決定の報告に来てくれています。大学進学を考えている人はまだまだですが、専門学校への進学や就職が決定したということで嬉しそうな顔をして言いに来てくれると心が温まります。その人達も3年前の今頃は進路決定に悩んでいました。自分のやりたいことは何なんだろう、進みたい道なんてあるんだろうか、希望する高校に進学できるんだろうか…。みんな悩んでいました。そうです。みんな悩むものなんです。今回の三者面談は進路の最終決定に向けての大事な面談です。担任の先生はみんなの進路希望を基に朝早くから、夜遅くまで多くの資料とにらめっこ状態です。少しでもみんなに希望を叶えてもらいたい。これは保護者の方も同じ気持ちです。自分の子が夢をもって将来に進んでほしい。そのため言い方がきつくなったりしてしまうことがあるのも十分わかります。でも当の本人はどうなんでしょう?もちろん多くの人は真剣に考えて三者面談に臨んでいますが中には他人事のように聞いている人もいるようです。そして授業への取り組みや放課後の過ごし方にもそれが表れてしまいます。三年生は三者面談のため早目の下校になっています。早く帰った分、期末試験に向けて計画的に取り組んでいる人が何人いるんでしょうか?ゲ−ムができる、早く遊べる…そんな声が聞こえてもきます。情けない。せっかく今まで一生懸命に授業に取り組んでいたのに不安のためか落ち着かなくなったり、睡眠不足のため眠そうであったり、体調を崩したり。三者面談は現時点での可能性を伝えるだけのものではありません。これからの生活、学習、進路に対する意識を再確認し、高める目的があります。せっかくの機会です。ここで話をされたことをすぐにでも生かしていきましょう。1ケ月もたてば進路最終決定の三者面談です。たかが1ケ月ではありません。大事に大事に自分のために一日一日を過ごしましょう!
●『緊張する〜』
10月31日より三者面談と並行して校長先生に面接練習をしていただいています。どの生徒も廊下で待っている段階から『緊張する』という言葉の連発です。中には緊張のあまり終わったら(中には始まる前から)、つい涙をこぼしてしまう生徒もいました。(決して校長先生が怖かったわけではないです)。でも緊張するということは、それだけ真剣に取り組んでいるということだし、緊張する場面でも自分の言葉でしっかりと話せることはとても大切なことです。何も高校受験に限ったことでなく、これからの人生の中で何回か経験しなくてはならないことです。それを今、練習させてもらえているので是非実りあるものにしてほしいと思います。校長先生も大変お忙しい中、3年生全員と面接してくださいます。感謝する気持ちを忘れず、本番に向けてしっかり練習させてもらってください。
●第4回学力テスト
期末考査終了後の11月16日に最後の学力テストを実施します。今は期末考査に向けての勉強に力を入れて、終了後苦手分野等の見直しをしておきましょう。