学校日記

2学年だより

公開日
2018/05/24
更新日
2018/05/24

お知らせ

君は「日暈(ひがさ)」を見たか
運動会練習初日、21日午前中、東京都内は晴天。初めての全体練習中、ふと空を見上げたところ珍しいものを発見しました。太陽の周りにくっきりと虹色の輪が浮かび上がる「日暈(ひがさ)」と呼ばれる自然現象を見ることができました。この日暈は高度5000メートル以上にある薪雲などの薄い雲の中で、氷の結晶を通過した太陽光が屈折して生じるというものです。珍しいものを見ることができたなあ、とちょっと得した気分でした。
実はこの頃、地震が気になっているのです。全国的に見て少なくはないと思いませんか。地震の研究は進んでおり、動植物の異変や、雲にもその兆候が見られると言われ、地震予知についても一部の科学者が研究をしています。また現在もバカンスの島、ハワイではキラウエア火山の活動が収まらずに大変なことになっています。「ああ、地球は生きているんだ」なんて思ってしまいます。そのせいか虹や雲の様子が珍しかったりすると、ちょっとドキドキします。「きれい」ですめばいいのですが。しかし、虹はいつでもどこでも見られるものではないので、たまに目にするとやはり得した気分になり、癒されます。暑い運動会練習の真っただ中に、みんなにも見てもらえたかな、という話。東京の空は小さいと言いますが、それでも空は広く大きなもの、たまには大きな空を眺めて一息ついてはいかがでしょう。もっと珍しいもの見つけちゃうかもしれない!

運動会練習で考えてほしいこと
各クラスリーダーが中心になって、学年練習もスローガン製作も始まっています。またそれぞれのリーダーを中心に演武・ダンスもまだまだ発展途上で、今後の練習に集中力と向上心とが求められそうです。
学校の中では一学期の大行事であり、今年度初めての取り組みで、みんなも二回目の経験上様々な思いをもっていることと思います。朝は7時から演武練習もあり、一日中暑い太陽の下、朝を流しながらの練習は過酷とも言えます。外の運動部にとっては、それも慣れているかもしれませんが、屋内の運動部や、文化部、運動を得意としない人にとってはなかなか厳しい毎日だということは予想されることです。
運動会は、学級対抗の行事ですから、クラスで頑張ることは大切です。また、運動会リーダーは、運動会頑張ろうという熱い思いを持っており、運動の得意とする人が担当しているケースが多いと思います。ですが今一度クラスを見回してください。運動を得意としていない人に対して、リーダーはどうしたらよいのでしょうか。
学校行事は勝つためだけに行うものではありません。行事を通して、たくさんのことを悩み、考え、迷い、学ぶのです。かつてルール違反を犯した人もいました。それが過ちだと気づいたら、今後どのように改善していくのか考えているはずです。体力のない人、運動を得意としない人をクラスの一員としてどのように盛り上げていこうとすればよいのでしょうか。思いやりをもつこと、弱者の立場を考えること、そんなことも気にかけてほしいと思いました。最後はみんなで笑顔で終われる運動会になることを期待しています。


夏服の準備をしましょう
運動会明けから、夏服の全面実施になります。特に気になるのは、男子の校章とベルトです。現在は移行期間ですが、完全実施になるとワイシャツが半袖、長袖にかかわらずアイロンマークの校章が必要になります。1枚30円で学校で販売していますので、早目のご準備をお願いいたします。またベルト、靴下、そして髪型(長めの人)も気にかけてください。暑い夏こそ、見た目のさわやかさも大切な「みだしなみ」ですよ。