学校日記

3学年だより 第11号 あるクラスのテスト風景

公開日
2018/05/17
更新日
2018/05/17

お知らせ

 1学期中間考査号

 3年生になって初めての試験。1,2年生の時とはまた違った意味をもつ定期考査ということは誰もが知っているはずです。どんな感じで臨んでいるのか、1時間目の学習の時間に各クラスの様子を廊下から見てみました。クラスによって雰囲気は違うけれど、どのクラスも真剣に教科書、ノ−ト、問題集を見ている姿が見られました。先週から授業に臨む姿勢もなかなか良いものがありこれは楽しみだという感じでした。
 2時間目の数学、出来はどうだったでしょうか?そして3時間目の理科。教室に入るとギリギリまでノ−トを見直している人が多くいました。よしよし。さぁ予鈴が鳴るぞ、と思ったら…。でもみんな素直に教室に入ったので問題用紙、解答用紙を配ってから本鈴が鳴るまでの静寂。何とも言えない緊張感が漂っています。さすがは3年生。いいね〜。チャイムと同時にものすごい勢いでほぼ全員が書き始めた。何だ?と思ったら1番にイオン式を書く問題だった。Aくん、イオン式は完璧だと言ってた割には全問書いてない。しばらくはみんな鉛筆、いやシャ−プペンシルが動いていた。あれ、Bくんが天井を見上げている。天井に答えはないぞ。まさか穴の数でも数えているんじゃないだろうね。違った、必死に思い出しているみたいだ。20分が経過。でもまだまだみんな頑張っている。去年までとはだいぶ違う雰囲気だ。と思ったらチラホラ終わった人が出てきた。でもこのあとが違う。Cさんはもう一度問題を解き直しているようだ。それに比べてDくん、ついにうつぶせに。Eさん漫画?を書きだした。、何をやっているんだ!でも自分の責任だ。自分に返ってくるだけだ…とグッと我慢。Fくんだいぶ眠そうな顔つきになってきたけど大丈夫かい?寝不足かな。遅くまで勉強するのは悪いことではないけれど試験中に頭の働きが鈍っては何にもならないぞ。それにしてもGさんの答案は綺麗に書いてあるね。答案は読んでもらうもの、まさしくそれを実践しているね。堂々と書いてあっても不正解ばかりでは困ってしまうけれど、読めないような小さい字、薄い字は中学校の定期考査ではある程度通用しても入試では全く通用しないよ。今のうちに直しておかないと。Hくんさっきから何回も指を折って数えているみたいだけれど理科のテストに必要なのかな?Jくん、もう終わったのかな。でも去年までみたいに終わった後キョロキョロしてないね。月曜日の話がわかったのかな。実際の入試では不正行為ととられてしまう危険性もあるので終わったからと言って見まわしたり、友達と顔を見合わせてニヤッなどは厳禁です。さぁ残り5分。この5分をバカにしてはいけない。書き違い、抜かしていたところ、気づくかもしれない。そして名前がしっかり書いてあるか。一番大事だ。そしてチャイム。おい、集めるのが遅すぎる。今答え合わせは必要ない。できなかったショックを受けるだけだ。それとも正解とわかり安心したいのかな。ようやく1日目が終了。
 今年は中間考査1日目にも給食があります。少しでも早く帰って勉強したい人もいるかもしれないけれどカップ麺やコンビニでパンを買うよりは栄養もあるし美味しい給食が食べられてありがたいですね。さぁ、帰ったら明日の勉強だ。急に暑くなったけれど冷たい物ばかり飲みすぎておなか壊したりしたら大変だよ。(とは言ってもこれを読むころには試験も終わってしまったけれど期末の参考に)今度は運動会に向けて頑張っていこう!


●生徒総会が開かれました

 5月12日(土)学校公開日の3校時に生徒総会が開かれました。前期の生徒会本部、各委員会から活動方針、内容等の提案があり要望、質疑後に承認を受けました。総会は役員、委員長、議長団の人達の準備がしっかりとしておりスム−ズに進みました。各クラスからいくつかの要望、質問が出ましたが、その中でD組から出た要望は大変良かったと思います。放送委員会への要望で「クラッシクの日をなくしてほしい」というものでしたが単に要望だけでなくその理由がとても明確でした。この先、面接やグル−プ討論等の勉強もしますが今回のように反対意見や要望を言う場合には、わかりやすい理由、相手が納得できる理由が入っていると格段にレベルの高いものになりますね。そういった意味でも今回の生徒総会は有意義になったと思います。