学校日記

3学年だより

公開日
2016/12/12
更新日
2016/12/12

お知らせ

【師走と言えばあれこれと】
 2学期もあとわずかとなりました。12月は師走と言い、みんなが忙しくあちこちに走り回る月でもあります。3学年の先生方もその通り、今みんなの進路決定のための面談、成績処理に追われているところです。しかし、それはみんなの明るい未来と夢のため。そのためのお仕事とあれば、共に悩み、共に解決への道筋を辿っていきたいと思っています。
 学年通信でも毎号のように進路に向けての話が出ています。先日も都立の入学願書の書き方を説明し、実際に下書きをしてもらいましたが、それも心配の種です。学校の名前(漢字)が正確に書けない、科やコースの名称が間違っている、未記入箇所がある、この3点が4割くらいの人のミスとなっていました。中学校でも何度も見直しますが、説明しながら一つ一つ記入をしていったのにもかかわらず、この状態には「心配」の2文字しか頭には浮かんできませんでした。「これで受験する?」「合格しようという気持ちがあるの?」と誰もが思ってしまいます。
 この三者面談は進路決定への最後の大切な面談です。これを受けてまだ学校名が書けない、学校への行き方がわからない、入学試験実施要項が手元にない、といったことが直ぐに解決できるようにしなくてはいけないということ、理解していますか。進路先が決定すれば、ここからは本当に自分の頑張りを見せるしかありません。学校では書類の不備がないように準備を整えて、全力でみんなを応援しています。
 ニュースで言っていました。「インフルエンザ流行の兆し」そういう時期になったということです。インフルエンザの予防接種についても前向きに検討していただきたいとお願いしています。昨年度も二人の生徒が私立入試日にインフルエンザにかかってしまいました。併願校であったため、それぞれの高校にお話をしたら、「善処します」という回答でした。つまり、第一志望校をまずは頑張ってもらって、結果により考えましょうということです。しかし、都立高校の受検要項によると、「インフルエンザ等の感染症に罹患した者は受検できない」とはっきりと書かれています。「今年は感染性胃腸炎も10年に1度の大流行の兆しあり」というニュースもあったばかりです。健康には十分注意し、体も頭も最高の状態で受験に臨めることが一番大切だと思います。健康な時ほど忘れてしまいがちな「健康であることの当り前のありがたみ」をかみしめましょう。
【校長面接練習】
  校長先生の面接練習が毎日続いています。みんなは、昨年の遠足や、今年の修学旅行前にグループの面接をしており、なかなかよくやっているなあ、と感心していたのですが、いざ個人面談となるとガチガチになっているようです。面接室(校長室)への出入りを何回もやっていたり、ちょっと予想外な質問に対する受け答えに、緊張しすぎて何を言っているのだか訳が分からなくなっているとか、部活動のことばかり話していて、何をしにわざわざ上級学校へ行こうとしているのか面接官(校長先生)に全く伝わらないとか。これは大方経験不足だと思います。友達同士でも、家族でももっともっと練習する必要があると思います。勉強と違って一人ではやれないことだからこそ、助けてもらいましょう。校長先生もほぼ毎日放課後、みんなのために時間を割いてくださっているのです。「面接うまくいかなかった」と嘆いたり、泣いたりしている場合ではありません。「自分の弱点を見つけた」と感謝したっていいくらいです。そこからもう一度這い上がる強さを持たないといけません。そういう強さをもってこそ、受験を乗り越え、自分の夢を叶える道が開けるというものです。「失敗した時から成功への道が開いているのだ」という言葉があります。ここからどう進むかは君たち次第です。Good luck!!