学校日記

1学年だより  期末考査を終えて

公開日
2016/07/08
更新日
2016/07/08

お知らせ

 今週の火曜日で終わった期末考査。答案も次々返されています。出来はどうだったでしょうか。中間考査よりも点数が落ちてしまったと嘆く人も多いようですが、もちろん範囲も広くなり、内容も難しくなってきたので点数が下がったのはやむを得ない面もあります。しかしそれ以上に試験に対する姿勢に問題がある人が多かった気がします。中間考査の時よりも勉強時間が極端に減っていたり、手をつけないまま試験に臨んだり。『どうにかなる』と思っていたら大間違え。今勉強しているところがわからなかったら三年間苦しむことになるし、入試を迎えた時に自分の望む進路に進むことなど不可能に近くなってしまうことを、もっとわかってほしいと思います。
 数学の問題集の提出も中間考査では未提出者が学年で3名だったのに今回は12名までに増えています。成績に影響があることはもちろんですが、自分で理解する機会を放棄してしまっていることに気づくべきです。
 また試験中の話ですが休み時間に階段を上がっていくと3年生の階は静かで、次の試験に備えて勉強している雰囲気ですが、階が上がっていくごとに、にぎやかになり1年生の階になると何人もの生徒が、いや多数の生徒が廊下で遊びまわっていて、教室内でも次の教科の本を見ている生徒は、ほんのわずかで大半の生徒は話に夢中です。ピリピリしすぎるのもよくないかもしれませんが、少なくとも定期考査を受けている雰囲気というものは感じられませんでした。まだまだ甘いとしか言いようがありません。答案を返した時も「これじゃ、塾の先生に怒られる」という言葉。いったい何のために、誰のために勉強しているのか。国名テストをやった時にも書きましたが、みんなは本気になってやればできるはずです。自分のために一生懸命取り組んでみる。素晴らしい姿だと思いますよ。今日からの授業でも家庭学習でも遅くはありません。

『努力した者が成功するとは限らない。
 しかし成功するものは皆、努力している』
          《ベート−ヴェン》


●セ−フティ教室を実施して

 7月5日(火)NTTドコモの方を招いて『セーフティ教室〜ケータイ安全教室〜』を実施しました。今、社会的にも大きな問題となっているスマホの利用の仕方を中心に講演してもらいました。多くの人が携帯電話なりスマホを持っていることと思いますが、その怖さを知らずに利用している人も多いのではないでしょうか。特に問題だと思うのは安易な気持ちでの書き込みや誹謗・中傷(簡単に言えば悪口)ではないでしょうか。顔が見えないと変に気が大きくなり強気なことを書いたり、平気で悪口やバカにするようなことを書いたり。
 また顔も本名も知らない人とライン上だけの友達になったり、簡単に友達のことを紹介したり。それが大きなトラブルにつながってしまうことも多くあります。果たして責任がとれるのでしょうか。このセーフティ教室でも話がありましたが、みんなは保護者の方とスマホ等の使い方やル−ルについて話し合ったことがありますか?『テストで点が悪かったら取り上げる』というル−ルではなく使い方、時間、使うべき内容…。きちんと話し合うことが大切です。夏休みに向けてもう一度見直してください。東京都からも『SNS東京ノ−ト』が配布されました。上手に活用できるようにして下さい。
 もちろん全員が持っているわけではありません。なくても平気で学校生活を送ってきた上級生、卒業生もいます。安易に飛びつく必要はまったくありませんよ。


<来週の予定>

11日(月) 全校朝礼、45分×5、6カット
       保護者会(15:00〜)学年茶話会
       給食キャンべ−ン開始    
12日(火) 50分×6
13日(水) 50分×5  部活動再登校16:00〜
14日(木) 50分×6
15日(金) 50分×6  6校時避難訓練(地区別)