5月10日の給食
- 公開日
- 2024/05/10
- 更新日
- 2024/05/10
給食
献立:かつおと生姜のご飯、牛乳、ぎせい豆腐、筍と新じゃがのみそ煮、大根と厚揚げのみそ汁、清見オレンジ
かつおは世界中の暖かい海を泳ぎ回っており、 春と秋の年2回、旬の時期がある魚です。毎年、春になるとかつおは潮の流れにのって日本へ来て、北海道に向かって北上します。そして秋になると南の方へ戻っていきます。そのため、春にとれたものは「初ガツオ」、秋にとれたものは「戻りガツオ」と呼ばれています。初ガツオは戻りガツオに比べて脂が少なく、さっぱりとした味わいがあります。戻りガツオは脂がたくさんのっていて、濃厚な味わいです。
今日はかつおに下味をつけ、油で揚げてから甘辛いタレにからめてご飯に混ぜました。生姜のさっぱりとした風味とマッチしてとても美味しく仕上がりました。
主菜の「ぎせい豆腐」のぎせい(擬製)とは「本物にまねて作る、似せて作る」という意味です。つまり、豆腐に似せて作った料理です。よく水を切って崩した豆腐に、にんじんなどの野菜と溶き卵を加えて味付けをし、四角に形をととのえ、蒸したり焼いたりして作ります。 一度崩した豆腐を、元の豆腐のように四角い形に作る料理なので「ぎせい豆腐」と呼びます。
給食では、豆腐と卵、しいたけ、にんじん、長ネギ、ひき肉、小ネギ、とたくさんの材料を使っているので、具材の旨みがたっぷり詰まったおかずです。豆腐が入ることで食感もしっとりします。