学校日記

2日目を終えて : 教育実習生座談会

公開日
2026/05/19
更新日
2026/05/19

校長室より

〜クラスの個性、生徒の輝きに驚かされた1日〜

​実習2日目を終えた4人の教育実習生。授業や学年練習を通じて見えてきた、生徒たちのリアルな姿やクラスの個性、そしてこれからの意気込みについて熱く語り合いました。

​🎨 美術:感性と個性が爆発!クラスを動かすムードメーカーの存在

​実習生A(美術担当)

「今日は3年生全クラスの美術の授業を見ました。クラスによって雰囲気が全く違って驚きましたが、特に4組の作品が素晴らしかったです。大学の展示や一般のギャラリーに並んでいてもおかしくないような、個性の光る作品がいくつもありました。

詳しく探ってみると、クラスに1人、自分の作品を『先生、これめっちゃ良くないですか?!』と自信を持って見せてくれるムードメーカーがいるんです。彼の自由なセンスや楽しむ姿勢が、クラス全体に良い影響を与えて、みんながのびのびと表現できる空気を作っているんだなと感じました。」

​周囲の反応

「生徒同士が刺激し合える関係って、授業において本当に大きいよね!」

​🧬 理科:クラスごとの「発言の特性」に合わせたアプローチ

​実習生B(理科担当)

「私も同じ学年の違うクラスの授業を比較しながら見ていたのですが、理科でもクラスごとの『発言の色の違い』を強く感じました。

あるクラスでは、1人の活発な子に引っ張られて全員がどんどん手を挙げて発言する。一方で、別のクラスでは全体への問いかけには静かだけど、班や周りの人と話し合わせると急に活発な意見が飛び交う、といった具合です。生徒たちはみんな真面目に考えているからこそ、そのクラスの特性に合わせた『問いかけの工夫』が必要だと学びました。」

​他の実習生からのアドバイス

「1年生の授業を見たら、先生が生徒の発言や頑張りをその場でチェック(評価)して認めてあげていたんだよね。生徒たちもそれが嬉しくてどんどん積極的になっていたから、そういう工夫もリンクして関心を高められるかもしれないね。」

​🏃‍♂️ 1年生:一発目から本気を出すには?生徒主体の集団づくり

​実習生C(保健体育担当)

「朝の学年集会や運動会の全体練習を見ていて、『1発目の声や行動に本気が出しきれない』という課題を感じました。先生に発破をかけられて2回目には凄まじいパワーを発揮できる学年なので、最初からその力を出すために『この練習を1発で決めれば、次のステップに進める(時間が短縮できる)』という見通しや結果を先に伝えてあげる声かけが必要だと感じました。

また、自分の担当クラス(1年7組)はとにかく元気で、集中する時はしっかり集中できるメリハリがあって、今日の大きな収穫でした!」

​生徒の主体性を引き出すアイデア

「先生に言われて動くより、生徒のリーダー(体育委員など)が『1発目で決めようぜ!』と声をかけたり、先頭と最後尾で連携して整列を促したり、生徒が主体となって動く環境を作れるとさらに伸びそうだね。」

​📖 国語/社会:『賑やかさ』の裏にある真面目さと、嬉しいサプライズ

​実習生D(国語担当)

「今日は1年生の複数のクラスに入りました。あるクラスはとても静かで挙手制にするとしっかり答えてくれるタイプ。一方で、別のクラス(2組)はとにかく賑やかでワイワイしているんです。

一見うるさく見えてしまうのですが、いざ作業をさせて提出物を集めてみると、みんな驚くほどびっしりと長文で熱心に自分の考えを書いて提出してくれました。賑やかだけど、やるべきことにはめちゃくちゃ真面目に取り組む。そんなギャップやクラスの形があって面白いなと思いました。

また、今日の学級日誌の私の授業の欄に、生徒から『私語が減って嬉しい』『授業が楽しかった!次の授業も楽しみ』と書かれていて……本当に嬉しかったです。生徒を惹きつけるために、自分の声量や、生徒が食いつく話題(身近な先生の例え話など)をもっと工夫して、明日の授業も頑張ります!」

​たった2日目ですが、実習生たちは生徒一人ひとりの表情や、クラスごとの微細な空気感、提出物の熱量まで本当によく観察しています。失敗や課題の中から「次はどうアプローチするか」という具体的なアイデアが次々と飛び出し、非常に実りの多い座談会となりました。

​明日からはさらにステップアップした実習が始まります。実習生の瑞々しい感性と、それに応える生徒たちの成長が楽しみです。