2年林間学校事前学習「長野県・白馬村の歩みと今」
- 公開日
- 2026/04/22
- 更新日
- 2026/04/22
校長室より
7月の林間学校に向けて、JA大北センター長の中村氏をお招きし、事前学習会を実施しました。
長野県の概要から、宿泊地である白馬村の歴史、そしてオリンピックが残した「レガシー」の光と影まで、実社会の視点を取り入れた貴重なお話を伺いました。
■ 「白馬」の名の由来と、自然と共に生きる知恵
白馬村という名前は、春の残雪が作る山肌の模様「雪型(ゆきがた)」からきていることを学びました。
雪が解け、馬の形が現れるのを合図に農作業を始める。まさに自然と対話しながら生きてきた地域の歴史に、生徒たちは深く聞き入っていました。
■ オリンピックレガシーを多角的に捉える
1998年の長野オリンピック。中村氏からは、施設という「形ある遺産」だけでなく、夢や希望、おもてなしの心といった「形のない遺産」の大切さが語られました。
一方で、華やかな舞台の裏側にある「維持管理費」という現実的な課題についても触れられ、経済や社会の持続可能性について考える機会となりました。
■ 「視点を変える」ことで新しい発見を
中村氏からは、グループワークのアドバイスとして「見る角度が変われば景色も変わる」という言葉をいただきました。
「友達の意見に共感し、自分とは違う視点を受け入れることで、新たな発見につながる」というメッセージは、林間学校での集団生活だけでなく、これからの学校生活にも通じる大切な教えでした。
■ 生徒の言葉より
「白馬の名前が農業の目安になる雪の形からきていると知り、実際に見るのが楽しみになった。」
「オリンピック施設を維持するために毎年大きなお金がかかっているという話を聞いて、華やかな面だけではない社会の現実を知った。」
「自分で調べることで、人から聞いた答え以上のものが見つかるという言葉を大切にしたい。」
【林間学校に向けて】
今回の学習を経て、生徒たちの関心はさらに高まりました。当日は長野の豊かな自然や歴史を五感で感じ、教育理念である「自主協働」を体現する3日間にしていきたいと思います。