5月20日の給食
- 公開日
- 2021/05/20
- 更新日
- 2021/05/20
給食日記
献立
・かつおと生姜のご飯
・牛乳
・ぎせい豆腐
・筍とじゃが芋の味噌煮
・大根と厚揚げのみそ汁
かつおは世界中の暖かい海を泳ぎ回っている魚です。
春と秋の年2回、旬の時期がある魚です。毎年、春になるとかつおは潮の流れにのって日本へ来て、北海道に向かって北上します。そして秋になると南の方に戻っていきます。そのため、春にとれたものは「初ガツオ」、秋にとれたものは「戻りガツオ」と呼ばれています。初ガツオは戻りガツオに比べて脂が少なくさっぱりとした味わいがあります。戻りガツオは脂がたくさんのっていて、濃厚な味わいです。
今日はかつおに下味をつけ、油で揚げてから、甘辛いタレにからめてご飯に混ぜました。生姜のさっぱりとした風味とマッチしてとても美味しく仕上がりました。
主菜の「ぎせい豆腐」のぎせい(擬製)とは「本物にまねて作る、似せて作る」という意味です。つまり、豆腐に似せて作った料理です。よく水を切って、くずした豆腐に人参などの野菜と溶き卵を加えて味付けをし、四角に形をととのえ、蒸したり焼いたりして作ります。一度くずした豆腐を、元の豆腐のように四角い形に作る料理なので「ぎせい豆腐」と呼びます。
給食では豆腐と卵、椎茸、にんじん、長ねぎ、ひき肉、こねぎ…とたくさんの材料を使っているので、具材のうまみがたっぷりつまったおかずです。また豆腐が入ることで、食感もしっとりします。
今日もすべて完食クラスが7クラスありました。
あと一人分で完食、という惜しいクラスが7クラスありました。