教育目標
教育目標
開校以来、地域に根ざした学校づくりの実践を続けてきました。次代の地域社会を担う人材の育成をめざし、基礎的・基本的な学習の確実な定着と、思いやりあふれる生き方を身につける教育に取り組んでいます。
名物である「蓮田」、PTAと共に取り組む校外生徒会、平成9年創設の弱視学級や平成23年度開設の特別支援学級「8組」、白鷺特別支援学校との交流など松江一中ならではの教育も展開しています。そして、江戸川区でも一、二と言われる広い校庭とみどり溢れる教育環境を整えています。
【特色ある教育】
校門を入ると広い敷地の校庭と大きな校舎、四季折々の草花に彩られた教育環境を整えています。
2 基礎・基本の確実な定着と個に応じた学習指導の推進。放課後補習教室を実施します。
3 家庭・地域と一体になった教育活動
PTAとの連携を密にして、子供たちのすこやかな成長をめざします。
4 校外生徒会活動
松江・船堀地区の伝統的ボランティア活動、地区ごとに地域の美化推進活動に取り組みます。
5 交流教育
近隣の白鷺特別支援学校や、併設の特別支援学級「8組」、弱視学級との交流教育を推進し、思いやりをもった生徒の育成を図ります。
6 スクール・カウンセラーによるメンタルケアー
子供たちの心の課題を解決したり、子育て支援の相談活動など、専門家によるカウンセリングを行っています。
一人一人の生徒が
自分の生き方について考える学校生活
「思いやりをもち、人の心の分かる人であってほしい。生涯を通じて学び続けようとする人間を育てたい。どんな困難に直面しても、自分の力で打ち克とうとする勇気、たくましさをもった人になってほしい。」これが松江一中教職員全員の願いです。
1 基礎基本をしっかり押さえた授業
俗に「読み書きそろばん」といいます。基礎学力をしっかり身につけた上でなくては、教科の学習はなりたちません。学校は勉強するところ、この点をしっかり押さえた学校であり続けます。放課後補習教室を実施します。
2 生徒の手づくりによる学校行事
松江一中の学校行事にはいつも生徒の「実行委員会」が組織されます。生徒会役員を中心に、行事の企画から準備活動、当日の進行、そして終わったあとの反省などを生徒の手によって行うことをめざします。
3 恵まれた施設での部活動
松江一中の部活動は文化部はもちろんのこと、広い校庭を利用して2つ以上の運動部が同時に練習することができるなど、恵まれた施設を提供しています。2層の体育館では1階と2階に分かれて、たくさんの生徒たちが一度に活動することができます。
保護者・地域のみなさんと作りあげる体験学習
松江一中では地域の皆さんにもご協力いただき、生徒の体験学習を進めています。
職場体験学習(チャレンジ・ザ・ドリーム)
2年生では「働く」ということを体験する「職場体験」を行っています。学区域内の事業所・店舗を子供たちが訪れ、5日間、お仕事を体験させてもらいます。学校では味わうことのできない実社会の体験、中には顔見知りの店長さんから人生について語っていただける機会もあるでしょう。
松江一中には校章の菱形をかたどった「蓮田」があります。かつて湿地の多かった江戸川・松江地区の地場産業。松江一中でも、その伝統を次の時代に残そうと、開校40周年記念事業として栽培を始め、次のような年中行事を催しています。
1 蓮植え会 〈毎年4月下旬〉※令和4年度より変更になりました。
冬を越した蓮根には生育の様子に差があります。また、限られたスペースの蓮田に、効率よく育てていくために、状態の良いものを植え替えていきます。そこで特にできの良い種蓮(たねばす)を選び、蓮田に丹誠を込めて植える行事が「蓮植え会」です。
2 収穫祭 〈毎年11月23日 勤労感謝の日〉
実りの秋、松江一中の蓮田にも元気いっぱいに蓮根が生育します。その収穫を祝い、堀りたての蓮根を地域の皆さんと賞味するのが収穫祭です。地域や松江一中OBの皆さん、保護者の皆さんも参加する一大イベントです。「天ぷら」「きんぴら」「酢蓮(すばす)」等々、新鮮な蓮の手作り料理はとても「おいしい」と大好評です。
この蓮田は学校だけで守っているものではありません。地域の町会やPTAのOB会の皆さんも、江戸川の伝統を後世に伝えようとご支援くださいます。蓮田はその収穫の喜びだけでなく、地域と学校・子供たちをつなぐ「架け橋」となっています。