7月1日(火)・2日(水) 今日の給食
- 公開日
- 2025/07/03
- 更新日
- 2025/07/03
今日の給食
1日(火) 【世界の料理・ブラジル】
・バターライス
・フェジョアーダ(豆と豚肉の煮込み)
・ダップーリ(トマトサラダ)
・ボーロデセノウラ(人参ケーキ)
・牛乳
今月の世界の料理はブラジルです。
「フェジョアーダ」は豆と肉の煮込み料理です。ブラジルでは主に黒いんげん豆と豚や牛などの肉を大きな角切りにして、肉が柔らかくなるまでじっくりと煮込む為、仕上がりは真っ黒になることが多いようです。今回は黒いんげん豆が手に入らなかった為、レッドキドニー(赤褐色のインゲン豆)と大豆をいれて煮込んでいます。
「ダップーリ」はトマトサラダです。本来ならば生のトマトを角切りにし、キャベツ、きゅうり、玉ねぎ、パプリカなどの野菜と和えるさっぱりとしたサラダですが、給食では衛生上加熱が必要になるので、ドレッシングにトマトを混ぜています。
「ボーロデセノウラ」は人参ケーキです。すりおろした人参を加えているので、仕上がりも色鮮やかになります。ケーキの上にたっぷりのココアやチョコのソースをかけるのがブラジル流だそうです。
2日(水) 【郷土料理・鳥取県】
・大山(だいせん)おこわ
・鯖の文化干し
・キャベツのなめたけ和え
・じゃぶ煮
・オレンジ(河内晩柑が仕入れられないため、変更)
・牛乳
「大山(だいせん)おこわ」は大山山麓の食材を使用した、しょうゆ味のおこわで、鳥取ではトビウオのすり身で作られた”あごのやき”という名前の竹輪が入っているのが特徴です。僧兵が戦場に行くときに、戦勝を祈願して山鳥と山草を入れたご飯を炊きだしたのが始まりと言われています。その後は、お祭りやお祝い事のごちそうとして受け継がれているそうです。今回はあごのやきの代わりに普通の竹輪を入れています。
鳥取県は鯖の名産地として知られており、今回は「鯖の文化干し」を提供しました。鳥取県では”お嬢サバ”や”さばみちゃん”といったブランド鯖が有名で、陸上養殖によって安全に生で食べられるのが特徴です。また、鯖を焼いた後に身をほぐして玉葱などと一緒に煮こむ“焼き鯖の煮つけ”も郷土料理として有名です。
「じゃぶ煮」は鶏肉や豆腐、野菜などを煮込んだ汁物です。水分が多く「じゃぶじゃぶ」と音を鳴らしながら煮える様子からその名前が付いたと言われています。具材や味付けは家庭や地域によって異なり、鶏肉の代わりに魚や豚肉を使う事もあります。