校章・校歌
校章
校章の制定について
年・月・日
昭和26年9月1日
いきさつ
小松川高校に併設されたので、5月3日開校後、可能な限りすみやかに制定されたと思われるが、本校初期の記録は水害等で失われ、また、初年度の教員は皆故人となられたりして、聞きとりも不能で詳しいことはわからない。
由来
小と二中、松葉五組で、小松川二中を表わした。
関係した人
初代校長堺俊彦、教頭是沢源一両氏が、当時の小松川高校美術教師にデザインを依頼したことだけしかわからない。尚、調査を続行中である。
校歌
校歌の制定について
年・月・日
昭和32年6月1日
いきさつ
10周年の記念事業の一つとして、PTA(当時会長 島村誠次郎氏)の全面援助を得て制定され、昭和32年10月10日の10周年記念式典で一般に披露された。(校長 吉住伝吉氏)
由来
学校の周辺を歩いてイメージを描き作詩した。当時、学校の周辺は蓮田が広がり、自鷺が舞い、田園情緒の豊かな地であった。小川が流れ、夏の蓮の花が一面に咲いたのである。
詩が完成したので、音楽家の信時氏に作曲を依頼し、校歌が生まれた。
創立10周年の式典で校歌を発表した。
関係した人
○作詩者 土岐善麿氏明治18年東京生れ。歌人、早大卒。
ジヤーナリストとして活躍、戦後国語審議会会長。
明治20年東京生れ。東京音楽学校作曲科教授、日本芸術院会員、文化功労賞受賞。
作品カンタータ等。