今日の給食3月16日(火)
- 公開日
- 2021/03/17
- 更新日
- 2021/03/17
お知らせ
👹郷土食 秋田県
里芋ご飯
牛乳
ハタハタの磯揚げ
わかめの和え物
きりたんぽ汁
りんご
北東北に位置し、世界遺産に登録されている白神山地を有する秋田県は、海や山などの自然環境に恵まれ、沢山の特産物を持つ食材の宝庫です。秋田県は南北に長く、気候・風土の差があり、それぞれの地域性を生かした独自の「食文化」を育んでいます。
今日は、秋田県の県魚であるハタハタを使って、磯揚げを作りました。ハタハタはうろこが無く、小骨も少ないので、頭から尻尾まで食べることができます。片栗粉をまぶしてカラッと揚げ、熱いうちに青のりをまんべんなく和えました。
汁はきりたんぽを入れた汁です。きりたんぽは、秋田県の北部、大舘・鹿角地方が発祥の地とされています。諸説ありますが、昔からこの地方の炭焼きや狩りを生業としたマタギたちが山にこもる時、持参した杉の木で作った串にご飯を細く巻き付けて炭火でこんがりと焼き、山でしとめたキジや山鳥、近くにあったごぼうやきのこなどと煮込んだことから始まったとされています。煮汁を吸ったきりたんぽは、雑炊とも違う味わいです。