学校日記

2学年の先生から(4/15)

公開日
2020/04/15
更新日
2020/04/15

お知らせ

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生徒の皆さんこんにちは!
二度目の登場となりました。国語科のSです。

今日で週の折り返しですね。
ここ2,3日は天気の移り変わりが激しかったですが、皆さん体調は崩していませんか?
私は(おそらく体質だと思うのですが)雨が降る日は決まって具合が悪くなり、頭痛とだるさがあります。
皆さんの中にも、同じような症状になる人はいるでしょうか。
具合の悪い日は無理をせずに、ストレッチをしたり水分を多めに摂ったりして、身体のメンテナンスをすることをオススメします!

さて今日は、「物事の見方、考え方を変える」ということについてお話したいと思います。
皆さんは「リフレーミング」という言葉を知っていますか?
もしかしたらどこかで耳にしたことがあるという人もいるかも知れませんね。

リフレーミングを簡単に説明すると、「物事を別の視点や考え方で見ること、捉えること」です。英語で「reframing」と書きます。
枠組みという意味の「frame(フレーム)」の前に、再び(もう一度)という意味の「re(リ)」が付いて、「re-frame(再び枠組みを見る・枠組みを見直す)」という単語となり、形が変わって「reframing」となっています。

「リフレーミング」、物事を別の視点で見るということは、考え方を一転させることです。
もっと言うと、物事の悪い面ではなく、良い面を見るようにするのです。
例えば「外出自粛のせいで、遊びに行くことができない」と思っている人がいるとしましょう。
ここでこのリフレーミングを使います。
「外出自粛のせいで、遊びに行くことができない」
ではなく(けれども)
「外出自粛で家にいるので、今までできなかったことをする時間ができた」
と考えるようにするのです。
家にいるから……
読もうと思っていた本を読むことができる。
掃除や料理など、いつも家族に任せていたことを自分ですることができる。
などなど。

他にも、失敗したりトラブルを起こしたりして、「最悪だ」「悲しい」と思った時、嫌な気分になった時に、リフレーミングしてみてください。
「失敗して、トラブルになって、気分は最悪!」
「周りに叱られて、なんでこんな思いをしなくちゃいけないのか」
ではなく(けれども)
「この経験から、次からは気を付けようと思うことができる」
「今後はこうしてみようと改善策を考えて動くことができる」
と、リフレーミングを使って変えることができます。

そして、性格もリフレーミングができます。
皆さんは、自分自身の短所、ダメだなぁと思うところについて考えたことはありますか?
ではここに、「飽きっぽい」という短所があるとしましょう。
この「飽きっぽい」という短所を、リフレーミングして長所に変えるのです。
「飽きっぽい」ということは、「切り替えが早い」や「色々なことに興味があって、多趣味である」ということに言いかえることができます。

最後に、リフレーミングの練習をしてみましょう。
次の性格をリフレーミングして、長所に変えてみてください。

1.感情の浮き沈みが激しい
2.頑固で他人の忠告を聞かない
3.よく考えずに行動する、衝動的である
4.八方美人である(誰にでも良い顔をする)
5.感情、気持ちがすぐ顔に出て隠すことができない